建築インテリア科 甘利先生が書きました。風穴。み~つけた!
ある日、小諸の町をドライブしていると道端にのぼりを発見!!
「氷風穴の里」

以前、山梨で「富岳風穴」を訪れた日のことを思い出しました。
あの日も真夏で暑い日でしたが、中に入った瞬間ここは冷蔵庫か!!と思えるほど涼しかった記憶があります。
もしかしてここ長野県でも、あの時の体験が出来るのかもと思い、早速、駐車場に車を止め、案内板を確認。

かなり奥深くまで続いているところです。
そもそも風穴とは…
岩の隙間から地中の冷たい風が吹き出ているとても涼しい所です。
夏の暑い日にはこの冷気がたまらなく気持ちがいい場所です。

江戸時代にはこの場所に冬場に取れた氷をストックしておいて、夏の暑い時に利用するための貯蔵庫として使われてきました。
養蚕業の盛んな近年では蚕の卵を保存する場所としても使われ、化学繊維が多く使われるようになった現在では、ほとんど利用されなくなりました。
さてさて、参道を進むと…

その当時使われていた貯蔵庫がたくさん残されています。

その中の一つ、第5号風穴では、内部に入れ、冷気を肌で感じることが出来ます。

この日の外気は30度近くとなりとても暑かったのですが、この中に入ると肌寒さを感じるほどでした。
今でも、この場所を天然の冷蔵庫として利用している方もいらっしゃるとか。

昔から、自然のエネルギーを利用しながら生活に役立てていたこの場所は、今は遺産としてみることが出来ます。
今年の夏も暑くなる日が多くあるかもしれません。
冷を求めてこの場所を訪れてみてはいかがでしょうか。

