山極教頭先生が書きました 「モニタリング」

みなさん、こんにちは!

動物観察バラエティ「モニタリング」の時間です♪

今日は動物の持つ意外な一面をモニタリングしていきましょう。

早速、このバットを矢野先生に渡してモニタリング!

すると…

なぜ一本足で構えるのでしょうか?

それは、矢野先生の子どもの頃の流行語「巨人・大鵬・卵焼き」のせいですね!

矢野少年は常勝巨人軍を支えたON砲のO=王貞治さんの一本足打法を真似して、毎日バットを振り回していたからですね♪

 

そんなことはさておき、一本足と言ったら…

そうです!この華麗な一本足の立ち姿♪

今日の主役は「フラミンゴ」です。

 

フラミンゴはアフリカやヨーロッパの南西部、中南米や中東地域などの海上や海岸沿いの岩場や砂地、湿地や沼地などに生息しています。

また塩湖やアルカリ性の湖など、特殊な環境の水辺を好み、藻類や昆虫などを食べています。

 

ここでモニタリング!

さぁ、このフラミンゴは、いったい何をしているのでしょうか?

はいっ!矢野先生!

ズバリ!洗顔です!

ブッブゥー 食事中です!

フラミンゴは水中の昆虫やエビなどの甲殻類、藻類などの植物を食べて生活していますが、

水と一緒に獲物をクチバシの中に含み、クチバシの内側にある櫛(くし)状になっている部分でろ過して水を吐き出してから食べるんです。

それがコチラ!

さらにモニタリング!

なんと!フラミンゴの鼻は…

向こうの景色が見えちゃうんです♪

 

矢野先生が一本足で立つ理由は、巨人・大鵬・卵焼き説でしたが、

フラミンゴが一本足で立っている理由には諸説あります。

一番有力な説は、水の中に両足をずっとつけていると体温が奪われてしまうので、

冷えから身を守るために、表面積を小さくしていると考えられています。

さぁ、矢野先生!モニタリング!

フラミンゴが一本足で立っている時、

膝(ひざ)の関節はどっちの方向に曲がっていましたか?
右?左?どっち?

ふっふっふっ♪そんなのカンタン♪

膝(ひざ)カックンで曲がるのは、ズバリ!左です!

 

ブッブゥー 右です!

フラミンゴの膝(ひざ)に見えるこの部分は、実は人間の足首の関節部分なんですね。

ここまで全モニタリング不正解の矢野先生、ラストモニタリングです!

フラミンゴは食物中に含まれるカロチンなどの色素によって、鮮やかなピンク色になると言われています。その色素が含まれていない食物ばかり食べていると、白くなってしまうため、動物園では色素の入ったエサを混ぜているそうです。

また、ヒナは「フラミンゴミルク」と呼ばれる真っ赤な液体を親から口移しで与えられます。このフラミンゴミルクは栄養価が高く、哺乳類のミルクとほとんど変わらないそうです。

そのため真っ白だったヒナは、徐々にピンク色へと変わっていきます。

さぁ、矢野先生!モニタリング!

フラミンゴのヒナは、父親、母親、どちらから「フラミンゴミルク」をもらうのでしょう?

 

えぇー!何・何・何・何・何・えぇー!

…母親と見せかけて父親!


はいっ!父親がミルクをあげてます!
これ絶対正解っ!

ブッブゥー 両親からもらいます!

フラミンゴはヒナの鳴き声を聞くと刺激を受けて、「素嚢(そのう)」という食道器官の一部からミルクが分泌されます。だから父親も母親もフラミンゴミルクを子どもに与えることが出来るんです♪

 

今回は残念ながら全問不正解だった矢野先生!リベンジ期待しています!

それでは動物観察バラエティ「モニタリング」、次回もお楽しみに♪