建築インテリア科 旧大沢小学校調査ボランティアに参加しました

ドラマ「金田一少年の事件簿」のロケ地となったことでも
話題の旧大沢小学校。
明治26年に建てられた建築物です。

この建物、建設以来一度も改修等がされていないのだとか。

そんな建築物の保存活動の一環として
魅力を発見し、広く伝えていくためのお手伝いに
有志たちが参加させていただきました。

まずは建築士会の方から
木造建築に使われる木材の特徴や
この学校の構造についてのレクチャーをいただきました。

学生たちは、メモ帳が小さいことを後悔するほどたくさんメモをとりました。

続いて、学校内の見学。

保存会の方の説明に、またまたメモが止まりません。

こちらは昭和58年3月の閉校の際に、
教職員の方が書いたこの学校への思い!熱いです!
(この黒板の前でドラマキャスト達が写真を撮ったとか)

建物内からガラス越しに見える浅間山が美しいですよね。

この部屋もドラマに登場していましたね。

さらに小屋裏の見学。
機械など存在しない時代にどうやってこんなに精密な加工を施し、
どうやってこんなに大きな材を組み上げたのか
当時の大工さんたちの技術にただただ驚くばかりでした。

案内してくださった大工さんは、
「この技術は、おらほう(私たち)の代で終わりだ」
と、少し寂しそうに話しておられました。

そして最後に、この学校の魅力を伝えていくためのワークショップ。
説明を聞いたり、見学したりしながら、
感じた事や疑問に思ったことなどをグループごとに
出しあい、発表しました。

少しはお役に立てたかな?

貴重な機会を与えていただけたことに心から感謝いたします。
ありがとうございました。

ちなみに・・・
この春に卒業した先輩も来ており、
学生中に学んでおくべきことを後輩たちに伝えてくれました。

お仕事頑張ってくださいね!応援しています。