山極教頭先生が書きました 「eyes are important」
オープンキャンパス・バスツアー2022
今年は7/31(日)、8/7(日)、8/21(日)の3日間開催させていただき、
無事に終えることができましたー!
県内各地からたくさんの方にご参加いただきまして、
本当にありがとうございました♪
そして!
バスツアーと言ったら、やっぱりこのお方!
矢野先生!お疲れ様でした!
おやっ?
胸ポケットに何か入れてますね?
それは何ですか?
「いいところに目を付けたねぇ~♪ これはね~」
「じゃじゃじゃじゃーん!人工涙液~!」
「涙に近い成分で、乾いた瞳を優しく潤すんでごじゃる~♪
さぁ、ご一緒に!apply eye drops!」
「うーるるるる♪ うーるるるる♪」
「これで角膜の表面の乾燥をバッチリ防いでくれるんでごじゃる~!」
へぇ~、涙が枯れるほど泣いた後でも、その人工涙液があれば心配ないですね。
「そ~でごじゃる~!」
ところで瞳が乾燥しがちな矢野先生、人工涙液もいいんですが、
生物には目を守るために色んな機能が備わっているってご存知ですか?
「え~、知らな~いでごじゃる~♪」
わかりました!今日は夏休み特別企画!「進化に負けるな‼」
私たち人間をはじめ、動物にはまぶたがあります。
まぶたは目を乾燥から守るために涙でうるうるするのを助けたり、涙で眼球の汚れを洗い流すのを手伝ってくれます。
上下のまぶたのうち、哺乳類は主に上まぶたが動いて開閉します。
でも多くの鳥は人間とは逆で、下から上にまぶたを閉じます。
小鳥にとってタカなど上空から襲ってくる敵に対して、下から閉じる方が安全を確保できるという訳ですね。
さらにさらに、「瞬膜(しゅんまく)」という半透明の膜があることをご存知ですか?
これはトキちゃんです♪
かわいいですね~♪
あっ!
見ました?見ました?
これが「瞬膜(しゅんまく)」です!
もはや恐怖でしかありません!
瞬膜は透明または半透明の膜なので、閉じた状態でも見えるんです。
だから水の中で餌を採ったり、飛行中に砂やゴミから目をまもったりするのに、
上下のまぶたを閉じてしまうと見えなくなっちゃいますが、瞬膜なら目を守りながら活動できちゃうという訳ですね♪
そんな便利なモノが人間にあったら、
人工涙液を持って歩かなくてもいいですよね。
実は人間にも昔はあったんです!
進化の過程で不要と判断されてしまったんです。
それがココ!
目の奥にある小さなふくらみ、これが瞬膜のなごりと言われています。
でも、矢野先生は、今、瞬膜を必要としています!
それならば、
やれば出来る!
うおぉぉぉぉぉ!
ゲボッ
どうやら進化の過程で失われたモノを取り戻すのは
カンタンではなさそうです、ハイ。
さぁ、気を取り直して、
キレッキレのポーズで感謝の気持ちを伝えたいと思います!
矢野先生、今年も一緒にバスツアースタッフ、ありがとうございました!
人工涙液で目をウルルンさせて、お目目パッチリで来年もよろしくお願いします!