公務員科 伊藤先生が書きました かわいい子には旅を

この夏、我が家の一人っ子君を一人旅にだしました。

そもそもの目的は、通う高校から出された【オープンキャンパス2校以上参加】という宿題のためだったのですが、このご時世ご家庭ごとに様々なお考えやご意見がある中、高校二年生を土地勘のない場所に野放しにしていいのかとだいぶ悩みました。
でも、あらゆるリスクを想定し、保護者としての全覚悟を決め、一泊二日で関西圏へ行かせました。

約束はひとつ、三度の食事の写真を私に送ること。たこ焼き二回食べたみたい…栄養バランス悪すぎ…仕方ない。それを含めて旅に出したのだから。

当たり前のことではなく本当に幸いにして何事もなく(そしてコロナウイルスに感染することもなく)、本人は平然と、でもよく観察すると若干どや顔で戻ってきました。で、私の前にぽんと無造作に置いたのがこのパンダちゃん。え。母の日すら16回連続スルーした人が。

一人旅の話が出てから無事に帰宅するまでずっと長い間、親として何かを試されている感覚でしたが、この夏、親子ともども次のステージへ進めたような、そんな達成感がありました。

私も一人の母親として、ウエジョビに大切なご子息・ご息女を託してくださった保護者の皆さまのお気持ちに共感して寄り添い、全力でそのお気持ちに応えていかなければと改めて感じた出来事でした。