公務員科 伊藤先生が書きました 映画
以前劇場で観た映画『新聞記者』が忘れられず、ついにDVDを手に入れました。
三年前に封切られたこの作品は、しばらく映画から遠ざかっていた私を
一日も早く、地上波とかじゃなくてきちんと映画館で観たい!
日本で起こっている真実が知りたい!と、突き動かしてくれました。
原作者は、菅政権時に名を知られるようになった当時の東京新聞の女性記者。
劇中に起こるあれこれは、我々の記憶にも新しいあの事件この出来事かな、と思わせることばかりです。
あまりにもリアルすぎるので、ヒロイン役を引き受ける日本の女優さんは誰一人いなかったとか…
久しぶりに出向いた、しかも踏み入れるにはかなり勇気の要る古い映画館での鑑賞後は、
自分の中の様々な感情に圧倒されて言葉もなかったのを覚えています。
決してハッピーな映画ではありません。
でも、今の世の中の、見て見ぬふりはできない現実として知っていなければならないたくさんのことを教えてくれる映画だと思っています。