公務員科西澤先生が書きました ハロー東北

今年最後の先生日記、当番は私西澤でございます。

ラーメン日記は山﨑先生に完全に食われてしまったので、ちょっと時間が経ちましたが今月頭に行ってきた東北研修旅行についてのお話です。

ほとんどの学生にとって未踏の地、そういう私自身も初めての東北でしたが、今回は研修と観光のバランスがとても良い旅行になったと思います。

言葉が相応しいか自信がありませんが、せっかくの機会ですので東日本大震災についてしっかり事前学習をして臨んだ東北。

開けた場所が多い、新しい建物が多い、そこに注目しその意味に思いを馳せた学生がいました。

現地に行っても、被災した方の話を聞いても、リアリティがもてないというリアリティ。その苦しみを我がことのように感じることができない、そんな自分が情けないと感じた学生もいました。

私はといえば、遺構として保存されている奇妙に折れ曲がった校舎を1日目も2日目も見ました。校舎が捻れているんです。柱も、渡り廊下も。どんなに怖かっただろうかとしばらくそこに佇んでその時を想像してみたのですが、ただただ悔しくなるばかりでした。

学生も私も、現地に行かなければ感じることのできないものを得ることができました。大変貴重な機会でした。

 

 

さて、2日目の後半からは観光です!

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みんな良い顔していますよね(もちろんひと言も発していませんよ)。

そうそう、今回の旅行でみんなが食いついていたのが、こちら。

そう、牡蠣‼め~ちゃくちゃでかかったですよ‼カキフライや焼き牡蠣以外に食べたことがなかったという子が多かったのですが「ブリッブリの生牡蠣のおいしさに目覚めました‼」という子が続出。

見てください、この顔‼

幸せそうでしょう?

後日書かせた感想文では全体を通して「楽しすぎて戻りたくて、一周回って苦しい」「小中高なんか比にならないくらい楽しかった」というような感想がたくさんありました。

大震災しかりコロナ禍しかり、厄災は私たちから様々なものを奪っていきますが、必ず人間は立ち上がる。負けたまんまではいないのだと、東北の地と、うちの学生達の笑顔から学んだ研修旅行でした。

それでは皆様、よいお年を。私は東北土産の干物でもつついて年を越そうと思います。