公務員科 堀内先生が書きました。『縫い師 堀内』
ステイホーム期間中、私がとりつかれていたものの一つに「ボール縫い」がありました。私の息子の所属する野球チームで、硬式ボールの縫い目を修繕する依頼がきまして初めて取り組みました。
高校まで野球をやってきた私が、実際に自分で縫うのは初めてというのがお恥ずかしい限りなのですが、とりつかれてしまいました。
話には聞いていた「ボール縫い」。
昭和40年代に甲子園に出場した叔父が、チームから引き受けてきた糸のほつれたボールを毎晩のように家族で対応した話を想い出し、感慨深く取り組みました。
いただいた、縫い方のプリントを参照しながら…
①糸のほつれたボールたちです。これを…
②糸をすべて取り除きます。取り除いた糸は若干、紅ショウガに見えてくるのは私だけでしょうか?博多ラーメン、串揚げ、牛丼etc食欲が増します(笑)
③針と糸で靴紐を通すように縫い上げていきます。写真のようなちょっと太めの針と赤い糸を使います。縫い始めと仕上げの際にちょっと力のいる処置を行い…
④完成でございます。
ホントは息子が活動休止の間にやるべきものだと思いましたが、私がほとんど仕上げてしまいました。。。
今までお世話になったボール。人生50年生きてきた歳で初めて縫うボール。新鮮でしたね。。。
仕上げたボールを届ける度にボールを新たに引き取って、それを繰り返すこと複数回。先日また、6球いただいてきてしまいました(笑)
しばらく続きそうです。。。