公務員科西澤先生が書きました 実科査閲って知ってますか?
久しぶりにラーメン以外の日記を書きます。
昨年長野市消防に受かった学生がおりまして、合格した時から彼女に「実科査閲(消防学校卒業に伴う、訓練の成果のお披露目)来てくださいね!!」と言われていました。初めて聞く言葉で正直???だったのですが、今回査閲の一週間前にも案内がLINEで届いて「こういう字を書くのね」と納得。同時に忘れずに案内してくれたことにも感心。ということで喜び勇んで行って参りました!!
かっこいいですね~。キレのある発声と所作、凛とした雰囲気です。左右のグループの向かって右端、背の高い子二人はウエジョビの卒業生なんですが、行進・整列の目印役を務めていました。
訓練の成果、存分に見せてくれました。実演はもちろんのこと、指揮やナレーションも全て学生達が自ら行っています。もはや誰がウエジョビ卒業生かなんて分かりませんがもう全員ガンバレーという気持ちです。消防の場合、訓練の成果が人命に直結するのは当たり前のことですが、練習を本番のように、というのはどんな事でもとてもとても難しいことです。この日に至るまで相当つらいこともあったでしょうが、全く緩みのようなものは感じませんでした。かっこよかったです。世代的に「め組の大吾」という消防漫画がドンピシャなのですが、彼らも有事の際には活躍してくれることと思います。(ちなみに「め組の大吾」では誤って町に放たれてしまった虎と主人公の消防官一年生が格闘したりします。そんな状況になったら格闘せずに一目散に逃げてください)
そしてそして、終わった後には学生達と話すことのできる時間がありました。昨年度は行政事務コースの担任だったため(査閲に誘ってくれた学生は行政事務コースから消防官になりました)、消防を目指すコースの子達とは深くは関われなかったのですが顔を合わせると快く写真を撮らせてくれました。
みんな、なんと清々しい表情でしょう。半年間の訓練をやり抜いた自信と、これからの勤務への期待に満ちていますね。この子達ならきっと、市民の皆さんのお役に立てます。そしてそういった子達を現在進行形で育てているんだと、自分も身が引き締まる思いでした。
ちなみに私を誘ってくれた学生は二か所でナレーションを務めるという大役を果たしていました。本当はゆっくり話をしたかったのですが、諸事情により断念…。
ということで、秋晴れというには強烈な日差しの下、3時間ほど見させてもらって立派にマスク焼けしましたとさ。